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大塚家具/営業損失4億円、売上総利益15.1%減少

2009年08月07日 / 決算

大塚家具が8月7日発表した2010年12月期第2四半期業績によると、売上高298億9500万円(前年同期比15.4%減)、営業損失4億300万円(前期は14億700万円の営業利益)、経常損失3億1200万円(15億4100万円の経常利益)、当期損失7億800万円(8億4500万円の当期利益)となった。

新築家具需要の主力アイテムであるリビング家具(応接・リビングボード)が92億600万円(15.1%減)、ダイニング家具が57億2800万円(16.6%減)と低迷し、店舗部門売上高は291億9500万円(13.3%減)となった。ホテルなどのコントラクト案件を手掛ける建装部門売上高についても、景気後退による企業の設備投資抑制の影響を受けた。

売上総利益は、円高による売上原価率の低下が緩やかに進行したが、売上高減少に伴い157億2800万円(15.1%減)だった。販売費・一般管理費は、広告宣伝費をはじめとする諸経費の削減により161億3200万円(5.7%減)まで抑制したが、売上総利益の減少を補うには至らなかった。当期損益は、棚卸資産の評価基準・評価方法の変更に伴う商品評価損などによる特別損失5億5600万円などで欠損を計上した。

通期の業績予想は、売上高580億6500万円、営業損失20億円、経常損失18億7700万円、当期損失14億6800万円の見通し。

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