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大塚家具/売上伸び悩みで下方修正、当期損失7億円

2009年07月29日 / 決算

大塚家具は7月29日、5月8日に発表した2009年12月期第2四半期決算の業績予測を修正した。

修正後の予測値は売上高298億9500万円(当初予測より3.7%減)、営業損失4億300万円(700万円の営業利益)、経常損失3億1200万円(8700万円の経常利益)、当期損失7億800万円(2億4400万円の当期損失)の下方修正となった。

修正の理由は、ソファやダイニングなど需要減少の影響を受けている商品のキャンペーンが、新型インフルエンザの影響や営業施策の浸透に時間がかかったことなどで、成果を上げられず、店舗売上高の前年同期比は、5月は6.9%減、6月は10.8%減と想定を下回るため。第2四半期累計期間の店舗売上高は291億9500万円(13.3%減)となる見込み。

売上総利益は、円高効果による売上原価率の低下が進行しているが、売上高全体が想定を下回ったため、157億2800万円(15.1%減)となる見込み。

販売費・一般管理費は、広告宣伝費など諸経費の抑制に努め、161億3200万円(5.7%減)と想定範囲内に収まる見込みだ、売上高と売上総利益の不足を補うには至らず、営業損失となる。反面、ホテルなどのコントラクト案件を手掛ける建装部門の売上高は、ほぼ前回予想通りの売上となる見込み。

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