流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日本調剤/新店舗寄与で売上高14.5%増、営業利益11.8倍

2009年07月30日 / 決算

日本調剤が7月30日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は232億1200万円(前年同期比14.5%増)、営業利益6億6200万円(11.8倍)、経常利益5億6100万円(7500万円の経常損失)、当期利益2億5300万円(1億3600万円の当期損失)となった。

調剤薬局事業はグループ調剤薬局の出店状況が順調に推移し、第1四半期には神奈川県1店、千葉県1店、山口県1店、福岡県1店、佐賀県1店と6月1日に子会社化した中島薬局の神奈川県2店を加えた7店舗を出店。これでグループ総出店数は日本調剤262店舗、子会社9店舗の計271店舗となった。

業績は既存店売上の堅調さと、前年度開局店舗のフル寄与、新規開局店舗の売上への寄与などで売上高221億1400万円(13.6%増)。営業利益は12億1300万円(94.3%増)と大幅増となった。

日本ジェネリックの医薬品製造販売事業は、積極的にジェネリック医薬品の普及活動に取り組む日本調剤の調剤薬局向け需要を中心に、先発医薬品の新たな特許期間切れに伴う新規ジェネリック医薬品の製造販売などで販売品目は増加。着実に売上規模を拡大しており、利益確保までは至らぬものの同事業の収益性は改善傾向にあるという。売上高は11億7700万円(29.0%増)、営業損失4500万円(2億700万円の営業損失)となった。

メディカルリソースの労働者派遣紹介事業は、売上高6億5900万円(比24.1%増)、営業利益1億8200万円(39.4%増)と好調に推移した。

通期は売上高965億200万円(12.4%増)、営業利益30億800万円(35.6%増)、経常利益26億900万円(44.8%増)、当期利益13億5100万円(221.2%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧