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築地魚市場/水産物取扱数量は横ばい、損益面が改善し利益計上

2009年11月09日 / 決算

築地魚市場が11月9日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は415億9000万円(前年同期比6.3%減)、営業損失4600万円(前期は1億9900万円の営業損失)、経常利益4300万円(1億9900万円の経常損失)、当期利益4200万円(1億2800万円の当期損失)となった。

第2四半期は、水産物の取扱数量がほぼ横ばいで推移したが、平均単価が下落し減収となった。事業別の業績は、水産物卸売事業部門の売上高が412億3200万円(前期は440億5800万円)、営業損失1億800万円(2億2600万円の営業損失)となった。

鮮魚はブリやイカなどが減少、鮮マグロも単価下落で金額が減少した。冷凍魚は冷タコが好調で、数量・金額ともに増加、冷マグロは取扱数量は増加したが金額はほぼ横ばいとなった。塩干加工品は全般的に低調だった。

冷蔵倉庫業部門は取扱量の減少で売上高は2億3600万円(2億7800万円)、営業利益200万円(1100万円)だった。

通期は売上高850億円(4.4%減)、営業利益1億円、経常利益2億1000万円、当期利益2億円を見込んでいる。

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