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大日本印刷/店舗のバリエーションある販促物製作ASPサービス商品化

2009年11月09日 / IT・システム

大日本印刷は11月9日、多店舗を展開する流通企業や、販売代理店の多いメーカー向けに各店舗でオリジナルの販促ツールを制作できるシステム「PROMAX-Light」を開発、2010年1月よりASPサービスを開始すると発表した。

PROMAX-Lightはメーカー側のブランド戦略と、各店舗の地域や店舗ごとの販促ツールを制作したいニーズの両方を満足するため開発された。今回は、多数の企業への導入を推進するため、汎用性の高い機能に絞りパッケージ化し、ASPサービスとして提供する。

デザインテンプレート、商品画像、商品情報など販促ツール制作に必要な素材は全てサーバーで一元管理し、各店舗はインターネットを通じて編集画面にアクセス、素材を選択してデザインテンプレートにはめ込むだけで、独自の販促ツールのレイアウトを作成できる。

この素材のはめ込みで、店舗ごとに文字の入力、画像や文字の回転、拡大・縮小などを行えるため、アピールしたい商品の画像や文字を大きくするなどのアレンジができる。本部のデザインテンプレートを使用しながら、店舗ごとに訴求点を変えてレイアウトできるため、店舗独自の販売戦略の実施に貢献する。

制作したレイアウトのデータをそのまま印刷物の製作に利用でき、各店舗は印刷物の発注の際、インターネットを通じてレイアウトを本部に申請し、印刷物の部数、スケジュール、納品先を登録し、進捗や履歴などの管理システムとして利用できる。

大日本印刷はPROMAX-Lightで制作したレイアウトデータを通常の印刷物のほかウェブサイト、デジタルサイネージへの展開などオプションを充実させ、サービスを拡充する方針。PROMAX-Lightは2011年度までに60社からの受注を見込む。

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