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菱食/中間決算減収減益、当期損失7億円計上

2008年08月17日 / 決算

菱食が8月8日に発表した平成20年12月期中間決算の業績は、売上高6,621億8200万円(前年同期比0.4%減)営業利益2億3900万円(8.3%減)、経常利益6億7500万円(10.8%減)、時間外賃金等遡及精算額を特別損失として計上した影響により、当期純損失が7億2100万円となった。

利益面は、不採算取引の見直しや食品の価格改定に伴い取引の正常化が進み、売上総利益において金額と利益率ともに改善したが、前年と今年稼働したチルド事業・ペット事業等の新規事業における物流センターのコスト増の影響等により販管費が増加し、収益悪化となった。

食品卸売事業では、得意先業態別で、GMS、SM、CVSにおいて取組先小売業との取組強化により、直販部門に対する売上高は増加しているものの、卸売では、与信面からの取引の見直しにより大きく減少している。

これらの結果、食品卸売事業の売上高は6,600億72百万円(0.3%減)となった。

通期の見通しは、売上高1兆4,280億円(2.0%増)、営業利益78億70百万円(29.1%増)、経常利益85億7000万円(24.4%増)、当期純利益40億円(49.2%増)を見込んでいる。

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