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フォー・ユー/夏物セールで売上高2.7%増、当期損失4100万円

2009年08月06日 / 決算

フォー・ユーが8月6日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は44億5100万円(前年同期比2.7%増)、営業利益300万円(98.5%減)、経常損失600万円(前期は1億8600万円の経常利益)、当期損失4100万円(8300万円の当期利益)となった。

第1四半期は一部地域における夏物セールの実施、買取強化キャンペーンの実施など業績拡大に努める一方、内部統制室を新設し、内部統制とコンプライアンスの強化に努めた。また、事業拡大の主軸の出店政策では首都圏を中心に9店舗(直営7店舗、フランチャイズ2店舗)を出店し、5店舗のリニューアルと2店舗の移転を実施。期末店舗数は245店舗(直営208店舗、フランチャイズ37店舗)となった。

ブランド認知度向上のため取組んでいる屋号の統一は、14店舗で変更し、2009年度中には「セカンドストリート」「ジャンブルストア」への屋号の統一を完了させる予定。これらの結果、売上高は前期を上回ったものの、既存店でのる高額商品の売上が減少傾向で推移。さらに、商品買取が需要に対応できなかったこと、新規出店に伴う一時費用の増加、商品評価損の計上などで営業利益は前期割れとなった。

通期は売上高207億8800万円(12.5%増)、営業利益7億5000万円(14.8%増)、経常利益6億5000万円(18.3%増)、当期利益4億400万円(12.4%増)を見込んでいる。

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