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ABCマート/カテゴリー戦略など的中し売上高13%増、当期利益14.7%増

2008年10月16日 / 決算

エービーシー・マートが10月15日に発表した2009年2月期中間期決算によると、売上高490億5100万円(前期比13.0%増)、営業利益113億700万円(20.5%増)、経常利益110億8200万円(13.3%増)、当期利益62億2600万円(14.7%増)と増収増益となった。

年間65店舗の出店計画に対し、上期36店舗を出店。国内店舗数は393店舗(閉店12店舗)となった。韓国のABC-MART KOREA,INC.は上期に3店舗を出店、1店舗を閉店し45店舗体制とした。売上高は4.0%増の46億3500万円を記録。セグメント別の概況では、シューズ関連事業の売上高が13.4%増の488億3900万円と大幅増。

国内36店舗の新規店舗の売上高が寄与したこと、カテゴリーごとの販促活動などが増収に貢献し全店(通信販売含む)では14.4%増、既存店で3.5%増となった。

スポーツシューズ売上高が15.8%増、268億6800万円と売上高シェアを55.0%に伸ばした。レディースシューズ売上高は21.1%増の52億9600万円で、売上高シェアは10.8%。レザーカジュアルシューズは、「ウォーキング」、「トレッキング」が好調で、売上高13.7%増の53億6400万円、売上高シェア11.0%と0.1ポイント上昇した。ライセンス事業のロイヤルティ収入などその他事業の売上高は、34.8%減の2億1100万円と大幅減となった。

通期は期初計画の65店舗に対して、80店舗強の出店を見込む。また商業施設のリニューアルや小商圏向けの出店などにも注力。通期の業績予測は売上高は991億円(11.7%増)、営業利益は212億8000万円(16.6%増)、経常利益211億6000万円(12.5%増)、当期利益116億5000万円(10.0%増)と引き続き増収増益を見込む。

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