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AOKIHD/営業利益9.1%増

2009年11月07日 / 決算

AOKIホールディングスが11月6日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は579億800万円(前年同期比1.5%減)、営業利益12億5000万円(9.1%増)、経常利益17億800万円(5.7%増)、当期利益9億1800万円(657.0%増)となった。

第2四半期のファッション事業は、洗濯機で手軽に丸洗いできるスーツ、涼しい着心地のスーツなど機能商品を軸に、テレビなどの媒体で演出を強化した。また5年目のクールビズキャンペーンでは、ワイシャツのほか、ソックスや肌着などの小物でもクールビズ関連の品揃えを強化した。

店舗面では、今後の出店戦略の重要地域である東京都心エリアと九州・福岡を含め、14店舗を出店。また移転や建替えの3店舗を閉鎖し期末店舗数424店舗(前期末は413店舗)となった。

オリヒカは、20-30代のニューファミリーをコアターゲットに、着回しを重視した新しいビジネス&ビジカジスタイルを提案する商品企画・開発を継続し、ショッピングセンターや駅ビル、路面店の3タイプの標準型を磨き上げた。都心路面店、初の駅ビルを含め4店舗を出店し、期末店舗数は49店舗(45店舗)と増加した。

カジュアル衣料専門店M/Xが10月1日にAOKIと合併し、エムエックス事業部として再スタートしている。新規店や機能商品は順調に推移し、また経費削減などにも注力したが、スーツなどの1品単価の低下に加え、来客数にも苦戦。ファッション事業の売上高は358億3200万円(4.1%減)、営業損失は6億7300万円(前期は1900万円の営業利益)となった。

アニヴェルセル・ブライダル事業の売上高は112億5700万円(6.5%増)、営業利益は10億6900万円(77.2%増)と増収増益だった。

通期は売上高1297億2000万円(1.8%減)、営業利益78億円(19.3%減)、経常利益87億円(17.6%減)、当期利益34億円(2.5%増)を見込んでいる。

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