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東京デリカ/売上0.8%増、営業利益11.3%減

2010年05月07日 / 決算

東京デリカが5月7日に発表した2010年3月期業績(非連結)によると、売上高366億2500万円(前年同期比0.8%増)、営業利益17億2500万円(11.3%減)、経常利益16億8200万円(11.6%減)、当期利益6億8100万円(25.0%減)となった。

商品売上全体としては、個人消費不振にともない既存店売上の低迷が続いたが、昨年の12月以降、既存店売上の対前年同月実績の減少幅が大きく改善し、通期の既存店前期比は5.9%減となった。新規出店店舗の売上貢献により、商品売上高は前期実績をわずかに上回った。

商品粗利益率については、粗利益率の低いインポートバッグの売上増加があったものの、他品種における高値入商品・オリジナル商品の拡充等による値入率の改善によって、前事業年度と比較して0.1%向上し44.6%となった。

利益面については、商品粗利益率の向上があったが、既存店売上高が前年比5.9%の減収となったため、販売費・一般管理費率が上昇し、営業利益、経常利益ともに減少した。当期利益については、赤字店舗の増加にともなう減損損失1億6200万円、子会社の吸収合併に伴う抱合せ株式消滅差損8100万円の特別損失計上等により、25.0%減となった。

来期の業績は、売上高378億7200万円、営業利益19億9700万円、経常利益19億5100万円、当期利益8億7800万円の見通し。

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