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ジョイス/第1四半期、荒利益率の改善で当期利益2倍

2009年06月30日 / 決算

ジョイスが6月30日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は115億5600万円(前年同期比9.3%減)、営業利益2億5200万円(55.6%増)、経常利益3億100万円(53.2%増)、当期利益1億7400万円(108.8%増)の減収増益となった。

食品スーパーマーケット事業に経営資源を集約し、営業面の充実を図った。顧客のライフスタイルに対応したさまざまな食の提案ができる売場を目指し、週間単位でのメニュー提案に積極的に取組んだ。 また今年5月には「ジョイフルタウンみたけ」(岩手県盛岡市)を、テナント編成を充実させ、地域の皆様の利便性向上と充実度を増した商業施設を目指して開業した。

一方、顧客の価格に対する意識の高まりを受け、日常生活に必要な商品を中心に約1700品目の商品を「家計応援価格」として選定し、値下げを実施した。対象商品は月ごとに見直しているという。売上高、テナント収入は衣料部門の撤退や、雑貨部門の縮小などにより減収となったが、荒利益率の改善や経費の抜本的な見直しで利益面が改善した。

通期は売上高468億8000万円(7.4%減)、営業利益6億6000万円(1.4%増)、経常利益8億円(5.1%増)、当期利益4億4000万円(609.7%増)を見込んでいる。

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