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サンドラッグ/第1四半期の売上高39.6%増、営業利益12.7%増

2010年08月10日 / 決算

サンドラッグが8月10日に発表した2011年3月期第第1四半期決算によると、売上高は862億6400万円(前年同期比39.6%増)、営業利益41億7100万円(12.7%増)、経常利益42億6900万円(13.0%増)、当期利益19億600万円(13.1%減)となった。

ドラッグストア事業の売上高は648億6300万円、営業利益35億2300万円となった。春先の花粉の悲惨量が例年に比べて大幅に減少したため関連商品の販売が大幅に減少、昨年の新型インフルエンザの国内流行に伴うマスクなど販売数量の増加の反動で既存店売上が前年を下回った。一方、直営店の新規出店や前年度に子会社化した星光堂薬局の寄与で増収となった。

ディスカウントストア事業の売上高は229億6000万円、営業利益6億4500万円となった。ドラッグストア事業と同様に昨年の新型インフルエンザ関連商品の反動に加え、価格競争による1品単価の下落や、戦略的な品揃えの見直しによる大型家電の販売縮小の影響で、既存店売上が前年を下回った。

一方で品揃えの見直しによる売上総利益の改善や、物流の効率化による経費削減を実施した。

直営店では、関東地区1店舗、甲信越地区2店舗、近畿地区1店舗、九州地区2店舗の6店舗を出店。既存店1店舗のスクラップ&ビルドと5店舗の改装を実施した。

子会社では、サンドラッグファーマシーズで調剤薬局1店舗を閉鎖、ダイレックスでスクラップ&ビルドに伴う1店舗の閉店と7店舗の改装を実施した。

通期は売上高3662億8000万円(28.9%増)、営業利益190億7000万円(19.0%増)、経常利益195億円(18.3%増)、当期利益106億8000万円(13.1%増)を見込んでいる。 

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