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サンドラッグ/4-9月は子会社寄与で売上高40.6%増の1770億円

2010年11月10日 / 決算

サンドラッグが11月10日に発表した2011年3月期第第2四半期決算によると、売上高は1770億8300万円(前年同期比40.6%増)、営業利益90億2600万円(10.2%増)、経常利益92億8100万円(10.9%増)、当期利益46億7800万円(3.7%減)となった。
ドラッグストア事業の売上高は1363億500万円、営業利益は80億4200万円となった。夏場の猛暑の影響により一部季節品は好調に推移したものの、昨年の新型インフルエンザの国内流行に伴うマスク等の関連商品が大きく販売を伸ばした反動や天候不順等の影響により既存店売上は前年を下回った。
一方、直営店の新規出店や前連結会計年度に子会社化した星光堂薬局の寄与により増収を確保するとともに、販促や経費の見直しに努めた。
ディスカウントストア事業の売上高は462億5300万円、営業利益は9億7900万円となった。夏場の猛暑の影響により飲料など一部は好調に推移したものの、昨年販売が増加した新型インフルエンザ関連商品の反動に加え、価格競争による1品単価の下落や、戦略的な品揃えの見直しによる大型家電の販売縮小などの影響により、既存店売上高は前年を下回った。
医薬品の導入など品揃えの見直しになどによる売上総利益の改善や、物流の効率化などによる経費削減に努めた。
直営店で関東地区3店舗、甲信越地区2店舗、東海地区2店舗、近畿地区4店舗、九州地区5店舗の合計16店舗を新規開設した。直営の既存店は、1店舗をスクラップ&ビルドしたほか、18店舗の改装と1店舗の閉店を実施した。
子会社では、サンドラッグファーマシーズで調剤薬局1店舗を閉店し、ダイレックスで九州地区に3店舗を新規開設したほか、9店舗の改装と1店舗の閉店(店舗の建て替えによる)を実施した。フランチャイズ店は、3店舗の新規契約と2店舗の解約を実施した。
通期は売上高3662億8000万円(28.9%増)、営業利益190億7000万円(19.0%増)、経常利益195億円(18.3%増)、当期利益106億8000万円(13.1%増)の見通し。 

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