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三越伊勢丹HD/4-6月は増益に

2010年08月14日 / 決算

三越伊勢丹ホールディングスが8月13日に発表した2011年3月期の第1四半期の業績は、売上高2892億3900万円(前年同期比5.6%減)、営業利益16億3400万円(21倍)、経常利益58億2000万円(30.6%増)、当期損失7億9500万円(前年同期比46億5300万円の減少)

三越日本橋本店と伊勢丹新宿本店において高額品の販売状況などに回復の兆しが見え始めたが、地方店舗においては未だ景気回復の見込が立っていないとしている。

4月には、情報システムの統合し、海外では中国の店舗改装中であった上海梅龍鎮を除く各店で増収となり、東南アジアではクアラルンプールが売上高を二桁伸ばすなど、海外百貨店合計でも増収増益となった。

百貨店事業の、売上高は26850億円、営業利益は27億6000万円となった。

クレジット・金融・友の会業は、4月発行の新三越カード利用開始に伴う手数料収入の増加により増
収となったが、カード発行にかかる一時費用が発生したことにより減益となり、売上高は53億1600万円、営業損失は11億2700万円となった。

小売・専門店業は、スーパーマーケット業のクイーンズ伊勢丹が、三越恵比寿店の食品フロアに出店するなど、グループ内の相乗効果の創出にむけた取組みを開始しているが、売上高は136億9000万円、営業損失は1億6500万円となった。

通期は売上高1兆2400億円、営業利益45億円、経常利益200億円、当期利益120億円を見込んでいる。

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