流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





J.フロントリテイリング/10月の百貨店1.5%減、SM5.2%減

2010年11月15日 / 月次

J.フロントリテイリング(2010年2月期売上高:9825億円)が11月15日に発表した10月の連結売上は2.7%減だった。

セグメント別では、百貨店業は1.5%減、スーパーマーケット業は5.2%減、卸売業は17.1%減、その他事業は10.0%増だった。

10月度の百貨店事業の売上高は、梅田店の大規模改装工事(面積が対前年約57%減)によるマイナス影響があったものの、ヤング・ヤングアダルト向けを中心に婦人コートやショートブーツなど秋冬物ファッション商材が堅調に推移したことや外商得意先向け店外催事が好調であったことなども加わり、大丸松坂屋百貨店直営店は0.9%増、関係百貨店を加えた百貨店事業合計は0.5%増と、2か月ぶりにプラスに転じた。

スーパーマーケット業のピーコックストアは、経堂店、上池袋店、泉北晴美台店などが好調を持続したものの、閉鎖店舗(常盤平店、茶山台店など計6店舗)の影響や衣料品の苦戦、たばこの値上げによる9月の駆け込み需要の反動減などにより5.2%減となった。

地区別では、首都圏が対5.2%減、関西地区が4.1%減、中部地区が8.9%減であった。

卸売業の大丸興業は、ホームセンター向け商材や食品など全般に苦戦し、17.1%減となった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧