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J.フロントリテイリング/11月の百貨店4.2%減、SM7.5%減

2010年12月16日 / 月次

J.フロントリテイリング(2010年2月期売上高:9825億円)が12月16日に発表した11月の連結売上は前年同月比4.7%減だった。
セグメント別では、百貨店業は4.2%減、スーパーマーケット業は7.5%減、卸売業は6.3%減、その他事業は2.5%増だった。

11月度の百貨店事業の売上高は、婦人・紳士コートやブーツ、ネックウェアなど、冬ものファッション衣料   雑貨が堅調に推移したほか、催事が好調だったが、日曜日が1日少なかったことに、梅田店の大規模改修工事による影響(面積が対前年46%減)も加わり、大丸松坂屋百貨店直営店は1.9%減、関係百貨店を加えた百貨店事業合計は1.8%減となった。
本前年から梅田店を除くと、大丸松坂屋百貨店直営店は1.1%増、百貨店事業合計は0.8%増だった。
スーパーマーケット業の ピーコックストアは、対前年二桁増となった上池袋店、泉北晴美台店をはじめ、経堂店や新神戸店など一部の店舗は好調を持続したものの、閉鎖店舗(常盤平店、茶山台店など計6店舗)の影響などにより7.5%減となった。
地区別では、首都圏が6.9%減、関西地区が4.8%減、中部地区が5.6%減だった。
卸売業の大丸興業は、ホームセンター向け商材や食品など全般に苦戦し6.3%減となった。

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