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東武鉄道/百貨店不振で4-9月の流通業売上2.6%減

2010年10月29日 / 決算

東武鉄道が10月29日に発表した2011年3月期の第2四半期決算によると、流通業の売上高は1029億2800万円(前年同期比2.6%減)、営業利益5億7100万円(前期は2億6100万円の営業損失)となった。

百貨店を中心に個人消費の持ち直しの動きが鈍く、売上の減少が続いた。

東武百貨店では、池袋店の「ワールドウォッチフェア」をはじめ、各店で物産展などを開催した。池袋店では、6月から社員がツアーアテンダントとなり、「美と健康」などのテーマに沿って無料で百貨店内や商品を案内する「店内ミニツアー」を開始し、顧客の拡大に努めた。

東武カードビジネスでは、ICカード乗車券PASMOと東武カードが一体となった「東武カードPASMO」の入会キャンペーンを開催するなど、会員数の増加に努めた。

流通業の通期の売上高は2107億円、営業利益110億円の見通し。

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