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コロワイド/4-9月は新規出店の遅れで減収

2010年10月29日 / 決算

コロワイドが10月29日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高501億9800万円(4.8%減)、営業利益12億300万円(4.0%減)、経常利益7億1800万円(34.8%増)、当期損失8億800万円(前期は9億9000万円の当期損失)となった。
郊外型レストラン業態は、今夏の記録的猛暑などの外的要因はあるものの、テレビCMによるブランドイメージの定着化策や焼肉業態での食べ放題メニューの訴求、すし業態でのテイクアウト強化など業態毎の既存店売上拡大対策が功を奏し、グループ全体の売上高回復に貢献した。
コスト面は、従来からの取り組みである食材アイテム数の絞込みと内製品比率の向上に加え、店舗配送便の物流改善が原価率の低減に貢献した。
人件費では店舗のワークスケジュールを電子化することで管理の強化・効率化を図るなど更なるコスト低減に取り組んだ。
販売促進費を中心とした販管費の効率を高める取り組みを継続的に実施し、営業利益率の向上を図った。
出店基準の厳格化の影響もあり、新規出店数が第2四半期末時点で48店舗の計画に対し25店舗と遅れたことと客単価低迷による既存店売上高の減少などの影響で減収となった。なお、22店舗を閉鎖し、期末の直営店舗数は871店舗となった。
通期は売上高1089億1400万円(2.1%増)、営業利益47億8000万円(12.5%増)、経常利益37億9800万円(28.5%増)、当期利益11億7700万円(20.8%減)の見通し。

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