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ゼビオ/山ガール効果で4-9月は増収増益

2010年11月06日 / 決算

ゼビオが11月5日に発表した2011年3月期第2四半期決算は、売上高846億9600万円(前年同期比3.4%増)、営業利益59億8800万円(3.7%増)、経常利益65億5700万円(3.0%増)、当期利益24億4900万円(32.9%減)となった。
ゴルフ用品・用具部門の売上高は2.2%減となった。ファッショントレンドを取り入れたゴルフパンツや軟鉄アイアンなど一部の商品は堅調であったものの、猛暑によるプレー数の減少と倹約志向による買い替えサイクルの長期化などにより、売上が伸び悩んだ。
アスレチックスポーツ、トレーニングウェア、シューズ部門売上高は5.3%増となった。サッカーワールドカップ開催による実需の拡大に加え、猛暑に対応した新しい速乾性の機能性素材を追加投入したことや筋肉をサポートし運動機能を促進するマルチウェアの需要拡大もあり、売上は好調に推移した。レディス参加人口の増加により、ウォーキングやランニングシューズが堅調に推移した。
アウトドア用品・その他部門売上高は9.9%増となった。首都圏を中心にキャンプ需要が増加した他、「山ガール」に象徴されるように女性のトレッキング参加人口が増加したことにより、売上は好調に推移した。自転車の利用者数増加による需要の増加もあった。
スーパースポーツゼビオ4店、ゴルフパートナー11店を出店。一方、スーパースポーツゼビオ2店、ヴィクトリアゴルフ2店、ゴルフパートナー3店を閉店した。期末店舗数はゼビオ149店舗、ヴィクトリア61店、ゴルフパートナー直営店96店、フェスティバルゴルフ5店を含めグループの総店舗数は311店舗となった。
グループ合計の売場面積は前連結会計年度末に比べて2679坪増加して13万8208坪となった。
通期は売上高1702億2300万円(4.0%増)、営業利益117億3000万円(7.2%増)、経常利益121億4500万円(0.8%増)、当期利益46億9900万円(26.1%減)を見通し。

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