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加藤産業/2010年9月期は内食関連商材好調で増収増益

2010年11月12日 / 決算

加藤産業が11月12日に発表した2010年9月期決算によると、売上高は6656億4000万円(前年同期比1.8%増)、営業利益93億1600万円(32.3%増)、経常利益99億8300万円(26.7%増)、当期利益50億3500万円(19.7%増)となった。
商品別売上高は、要冷品923億9000万円(1.4%増)、インスタント(缶詰・レトルトを含む)1382億4700万円(3.6%増)、乾物・穀類432億7200万円(1.5%減)、飲料1233億2400万円(2.9%増)、酒類550億3700万円(1.4%減)、嗜好品765億7200万円(3.9%減)、調味料1176億800万円(6.9%増)、その他191億8700万円(5.0%減)。
業態別売上高は、大手スーパー1747億6500万円(3.5%増)、地域大手スーパー2726億3100万円(4.7%増)、単独スーパー・小売店618億5400万円(1.0%減)、コンビニエンス861億6000万円(3.0%減)、卸問屋463億2300万円(5.4%減)、その他239億400万円(2.0%減)だった。
節約型消費による内食関連商材が比較的好調に推移し、「調味料」「インスタント」が伸長した。「飲料」が、猛暑となった影響を受け増加した。
一方、「嗜好品」は、一部の大手小売業との取引減で減少し、「酒類」も、若者のアルコール離れや低価格化の進行などで減少した。
大手得意先との取り組み強化により、「地域大手スーパー」「大手スーパー」に対する売上が前期に比べ増加した。一方「コンビニエンス」は、大手チェーンの販売が低調に推移したため、減少した。
来期は、売上高6830億円(2.6%増)、営業利益93億2000万円(0.0%)、経常利益100億円(0.2%増)、当期利益53億5000万円(6.2%増)の見通し。

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