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イオンファンタジー/3-11月はカードゲーム不振で減収減益

2010年12月21日 / 決算

イオンファンタジーが12月21日に発表した2011年2月期第3四半期決算(非連結)によると、売上高309億7200万円(前年同期比4.9%減)、営業利益14億2700万円(4.7%減)、経常利益13億3500万円(3.7%減)、当期利益5億7000万円(3.7%減)となった。
国内既存事業において売上構成比の大きなプライズグループ(景品獲得ゲーム)の底上げに注力した結果、キッズ向けスウィート部門(ミニクレーン等)で売上高4.4%増(既存店伸び率3.7%増)と好調に推移し、遊戯機械売上は79億3000万円(3.5%増)となった。
一方、カードグループが中心の商品売上は18億3500万円(5.2%減)だった。9月に「ドラゴンクエストモンスターバトルロードⅡ」が販売終了になった影響で、当初から想定した結果となった。11月に入り「ドラゴンボールヒーローズ」が新たにリリースされ売上は回復している。
既存事業における部門構造改革として3才から7才を対象としたキッズ部門の再構築を進めるとともに、事業構造改革として「お子さまの健全な育成」をサポートする創育事業を新たな国内事業の柱に育成すべく、「ファンタジースキッズガーデン」の既存店導入を推進した。
経済成長を続ける中国・アセアンにおける海外事業を当社の新たな成長の柱と位置づけ、中国での子会社イオンファンタジー北京による2店舗の出店やマレーシアFC事業の拡大強化を進めた。
来期の業績予想は、売上高417億200万円(4.6%減)、営業利益26億円(3.4%増)、経常利益25億8800万円(10.1%増)、当期利益12億4700万円(10.4%増)の見通し。

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