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CCC/売上13.1%減、営業利益12.9%減

2010年02月09日 / 決算

カルチュア・コンビニエンス・クラブが2月9日に発表した2010年3月期第3四半期業績によると、売上高は1460億5900万円(前年同期比13.1%減)、営業利益101億5800万円(12.9%減)、経常利益106億4600万円(14.8%減)、当期利益85億1800万円(21.9%増)となった。

減収の要因としては、昨年9月にアイ・エム・ジェイが連結子会社から持分法適用関連会社となったこと、5月にデジタルスケープの全株式を譲渡したことにより同社が連結子会社ではなくなったこと、9月にトップ・パートナーズが連結子会社から持分法適用関連会社となったことに加えて、CD・DVD販売をはじめとしたTSUTAYA店舗の既存店売上高が直営・フランチャイズともに伸び悩んだことなどがあげられる。

利益面は、アライアンス・コンサルティング事業、会員サービス事業は増益となったが、TSUTAYA直営事業やTSUTAYAFC事業が減益となったため、営業利益、経常利益ともに減益となった。

不採算事業の見直しや整理を大きく進め、事業再編損などの特別損失を計上したが、グループ会社の再編・統合に伴う税効果などによって当期利益は21.9%増となった。

TSUTAYA直営事業の売上高は454億6900万円(10.7%減)、営業損失は13億4800万円(11億73百万円の損失拡大)となった。

通期の業績予想は、売上高1950億円、営業利益145億円、経常利益150億円、当期利益85億円の見通し。

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