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CFSコーポレーション/新会計基準適用で当期利益82%減

2009年09月29日 / 決算

CFSコーポレーションが9月29日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は731億6500万円(前年同期比1.1%減)、営業利益9億1600万円(7.9%増)、経常利益10億3600万円(19.4%増)、当期利益7900万円(82.0%減)となった。

第2四半期は来店客数が増加したものの、低価格志向に対応した価格設定のため売上高は前期比で若干減少した。調剤部門の売上は順調に推移した一方、販売費・一般管理費は退職給付費用の増加など人件費の増加が見られたが、販売費、設備活動費を中心に前期より総じて減少した。

店舗面では、収益基盤の強化を優先して新規出店の投資・採算基準を高めたためドラッグストア3店舗の出店にとどめ、調剤併設化を含めた5店舗の改装、不採算の7店舗の閉鎖を行った。

スーパーマーケットでは惣菜部門の強化を図り、また顧客政策の一環としてロイヤルカスタマー化を促進するポイント政策を含め、販促方法を見直した。利益面では、棚卸資産の新会計基準を適用したため特別損失5億8300万円を計上し、当期利益に影響した。

通期は売上高1495億円(1.2%増)、営業利益21億円(15.0%増)、経常利益21億円(12.5%増)、当期利益5億5000万円(5.9%増)を見込んでいる。

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