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国分/12月期は子会社増加で増収減益

2011年03月02日 / 決算

国分が3月2日に発表した2010年12月期決算によると、連結売上高は1兆4408億5200万円(前年同期比0.9%増)、営業利益118億3200万円(2.4%減)、経常利益130億800万円(4.1%減)、当期利益79億2400万円(18.4%増)となった。
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部門別売上高は、加工食品5508億7900万円(0.5%減)、冷凍・チルド1322億1000万円(6.7%増)、菓子345億6500万円(4.9%増)、食品合計7176億5500万円(1.0%増)。
清酒613億9000万円(4.0%減)、焼酎918億7300万円(5.5%減)、ワイン類287億2400万円(2.1%増)、ウイスキー類257億1800万円(14.7%増)、リキュール・スピリッツ685億4500万円(7.6%増)、ビール2206億2500万円(2.0%増)、第3のビール1449億6400万円(2.0%増)、酒類合計6418億4200万円(1.3%増)。その他813億5400万円(2.1%減)。
業態別売上高は、GMS1155億円(2.1%減)、SM・生協5750億円(1.0%増)、CVS1260億円(7.3%減)、ドラッグストア920億円(3.4%増)、百貨店305億円(24.1%増)、一般・業務用酒販店1670億円(3.6%増)、外食ユーザー580億円(6.3%増)、小売合計1兆1640億円(1.0%増)。
一般卸1550億円(0.5%増)、業務用卸260億円(5.1%増)、卸売合計1810億円(1.1%増)。その他960億円(0.3%減)となった。
売上総利益は1186億6500万円(1.4%減)、販売費・一般管理費は1068億3200万円(1.3減)だった。
連結子会社の増加で売上高は増加したが、子会社の統合費用や物流施設の統合コストが重なり、営業減益となった。
國分勘兵衛会長兼社長は「2010年度は、第8次長期経営計画の最終年度として低温・菓子・フードサービスの3大事業を強化。人材の育成を図り、次につながる新たな事業への取り組みを進めた」と語った。

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