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マックスバリュ西日本/2月期は出店、改装好調で増収増益

2011年04月05日 / 決算

マックスバリュ西日本が4月5日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は2444億3600万円(前年同期比9.4%増)、営業利益75億4500万円(9.7%増)、経常利益77億2200万円(6.8%増)、当期利益35億3600万円(16.5%減)となった。
食品の部門別売上高は、加工食品571億4300万円、酒類186億2100万円、日配食品225億400万円、乳製品・冷蔵飲料178億8200万円、冷凍食品71億3600万円、寿司・惣菜・弁当194億2900万円、パン・生菓子133億2300万円、農産品257億5200万円、水産品189億2100万円、畜産品202億600万円だった。
食品部門の売上高は2209億2000万円(8.9%増)となった。従前からの取り組み事項である品質と鮮度面における付加価値の創造に加え、顧客の価格志向の高まりや競合各社の低価格政策に対応するために、商品の低価格化を図った。
「強い単品づくり」を軸として、トップバリュ商品、家計応援商品、家計応援スペシャル商品の単品大量陳列、フェイス拡大、生活シーンを考えた商品配置等の効果により、全規模買上点数は前期の10.1点から10.4点に増加した。
非食費の部門別売上高は、日用雑貨106億2100万円、化粧・薬品25億6100万円、スポーツ・園芸・ペット12億4700万円、衣料品30億1100万円、その他費食品5億4000万円。
日食品部門の売上高は179億8100万円(14.7%増)となった。非食品部門では、業態のコンセプトをフード&プラスとするザ・ビッグ店舗を9店開店し、ザ・ビッグ店舗の好事例を他店へ水平展開するとともに、少子高齢化に対応した売場づくりを推進した。新たに8店で医薬品取り扱いを開始した。日用雑貨部門は14.5%増、衣料品部門は22.0%増と大きく増加した。
兵庫に5店、岡山に5店、広島に2店、香川に2店、愛媛に1店の合計15店を開店した。中でも岡山では、業績が低迷していた既存のマックスバリュ4店舗をビッグ店舗に業態を転換することにより、競争力の強化を図った。 一方、競争力の低下した店舗、業態転換やスクラップ&ビルドを目的とした店舗を8店を閉店した。 期末店舗数は161店舗となった。
通期は、売上高2570億円(5.1%増)、営業利益79億円(4.7%増)、経常利益80億円(3.6%増)、当期利益32億円(9.5%減)の見通し

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