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タイヨー/2月期は改装、販促強化で増収増益

2011年04月11日 / 決算

タイヨーが4月11日に発表した2011年2月期決算によると、売上高1276億1400万円(前年同期比0.6%増)、営業利益23億6400万円(8.0%増)、経常利益23億100万円(2.1%増)、当期利益3億3900万円(58.7%減)となった。
営業政策面では、「百均市」、「今が旬・祭」、「ステーキ祭」等の恒例セールの企画充実や販売強化を進めた。鮮魚部門では、「朝獲れ産直便」を新たに実施した。生産から販売までを管理する「優」ブランド商品や、化学調味料、合成保存料、合成着色料、合成香料を使用しない加工食品「美味安心」を拡販した。
3月に開始した「タイヨーネットスーパー」は、9月に第2号店を開店し、鹿児島市内のより広い範囲で利用できるようにした。「フレンドリーサービス」推進や、取引先とともにMD協議会の運用強化を図った。 
食品製造面は、新惣菜工場を開設し、新たに和惣菜、コロッケ、サラダ類を製造するとともに、化学調味料、合成保存料、合成着色料、合成甘味料を使用しない安全・安心・健康を追求した商品の製造に努めた。 農業生産法人「株式会社アグリ太陽」の農場で、ハウス養液栽培システムによりトマトを中心に栽培し、一部店舗で販売を開始した。
3月に浦上店を新設したほか、10月に国分店を立替した。新栄店、蓑原店、阿久根店、大口店、赤江店を改修した。12月には姶良店を改修し、グラード姶良という新しい業態に変更した。
来期は、売上高1289億円(1.0%増)、営業利益24億円(1.5%増)、経常利益24億円(4.3%増)、当期利益5億5000万円(62.1%増)の見通し。

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