ローソン/ロイヤリティマーケティングの第三者割当増資引受
2014年11月10日 / 経営
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ローソンと共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティマーケティング(LM)は11月10日、LMが実施する第三者割当増資をローソンが引受けると発表した。
増資引受により、ローソンがLMの株式の20%を保有する。
ローソンによるLMの第三者割当増資の引受は、両社の関係強化、Ponta会員向けのサービス強化による更なる顧客満足の向上を目的としている。
LMの第三者割当増資の実施により、LMの株主構成は、三菱商事47.37%、ローソン20.00%、リクルートホールディングス15.00%、日本航空15.00%、ゲオホールディングス2.63%となった。
ローソンは、コンビニエンスストア業界では他社に先駆けて、会員・ポイントカード施策(ローソンパス、マイローソンポイント等)を推進してきたが、より利便性の高いサービスを提供するとともに、より広範なマーケティング分析や販売促進施策を推進するため、共通ポイントサービス「Ponta」にサービス開始時より参画していた。
消費者のニーズを的確に捉えることによる「無駄のない消費社会の実現」を企業理念に掲げ、三菱商事の子会社として設立されたLMは2010年3月、共通ポイントサービス「Ponta」の運営を開始した。
「Ponta」は、ローソンの約1,000万人の会員基盤を含む、約2000万人でサービスを開始し、約4年半で国内最大級の6635万人の会員(10月末時点)を抱える規模に成長した。現在、提携企業81社、全国107ブランド、約2万3400店で利用できるサービスとなった。