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エコス/2月期は営業利益22.5%増も当期損失2億円

2011年04月15日 / 決算

エコスが4月14日に発表した2011年2月期決算によると、売上高は1068億8200万円(前年同期比2.8%減)、営業利益5億600万円(22.5%増)、経常利益3億2900万円(34.3%増)、当期損失2億600万円(前期は5600万円の当期損失)となった。
部門別売上高は青果134億6019万円(1.9%減)、鮮魚106億3683万円(7.0%減)、精肉118億2286万円(4.1%減)、惣菜100億6350万円(4.5%減)、デイリー238億1721万円(3.4%減)、一般食品205億8574万円(5.1%減)、酒類66億5407万円(1.8%減)、雑貨23億2137万円(4.1%減)、その他32億1126万円(2.9%減)。
既存店の活性化を進めるため、リニューアル改装を推進した。郊外店舗では生鮮を強化する一方、グロサリー商品をより買いやすい売価設定とする新形態である「フレッシュパワー」を6店、市街地店舗では商圏に即した高齢者や女性層に買い求めやすいレイアウト、品揃え、価格設定を織り込んだ形態で4店など、グループ全体で14店のリニューアル改装をした。
ポイントカードを活用した販売促進策や週間の販売計画に連動した売場づくりを強化し、集客の拡大を図りました。
しかし、チラシ攻勢による競合他社との客数の争奪戦や消費者の節約志向による客単価の下落の影響により、減収となった。
たいらや小山本郷店の1店を新設、1店を閉鎖し、グループの期末店舗数は101店舗となった。
営業総利益は、商品調達コストの見直しや在庫効率の改善を図ったが、全体的に低価格品の販売が増え、5.6%減少した。
利益面は、営業総利益の減少分を吸収するため、構造改革として人時生産性の改善や店舗管理コストの低減を進めた結果、販売費・一般管理費が6.0%減少したため増益となった。
来期は売上高1090億円(2.0%増)、営業利益10億2000万円(101.5%増)、経常利益9億7000万円(194.4%増)、当期利益2億4000万円(-)の見通し。

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