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ヤマダ電機/4月~6月の売上高2.9%増、営業利益2.2倍

2011年08月08日 / 決算

ヤマダ電機が8月8日に発表した2012年3月期第1四半期決算によると、売上高4776億2900万円(前年同期比2.9%増)、営業利益313億2900万円(122.8%増)、経常利益334億2000万円(91.5%増)、当期利益205億6200万円(138.9%増)となった。
地デジ切替えに向けたテレビ、デジタルレコーダー、チューナー等の映像関連商品が大きく伸長した。
節電意識の高まりから高省エネタイプのエアコンに加え扇風機やLED電球などが大きく伸長、太陽光発電システムについても大きく伸長。さらに、業界に先駆けて発売を開始した家庭用リチウム蓄電池についても反響が大きく、一般家庭から医療関係、事業法人まで幅広く提案を行っている。 法人向けの省エネ提案として「LED照明あかりレンタル」「エアコン省エネ促進設備」等を展開するなど、ヤマダ電機グループのインフラを最大限に活用したワンストップでのビジネスを積極的に行ってきた。 その他、スマートフォンが好調な携帯電話が大きく伸長。一方で映像関連商品、省エネ節電商品に需要が集中したことから、パソコン本体をはじめとした情報関連商品が伸び悩んだ。
ヤマダ電機グループは、「サービス」「リユース」「インターネット」「ポイント」「スマートハウス関連」「法人」「情報システム」「物流」等のソリューションビジネスを積極的に展開することによる利益の創出を特徴としている。
第1四半期におけるソリューションビジネスから得られた利益のイメージは、経常利益の約4割となっている。
通期は、売上高2兆1540億円(0.0%)、営業利益1280億円(4.3%増)、経常利益1400億円(1.6%増)、当期利益770億円(8.8%増)を見込んでいる。

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