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マクドナルド/1月~6月は当期利益2.8倍に

2011年08月10日 / 決算

日本マクドナルドホールディングスが8月10日に発表した2011年12月期第2四半期決算によると、売上高1481億1800万円(前年同期比9.5%減)、営業利益146億7800万円(0.3%増)、経常利益144億1900万円(1.3%増)、当期利益59億1000万円(186.1%増)となった。
東日本大震災による利益への影響を最小化するために、投資効率の高い支出に経営資源を集中する等、一層の経営管理に努めた。
Big America2(テキサス2バーガー、アイダホバーガー、マイアミバーガー、マンハッタンバーガー)をはじめ、イタリアンハーブ、カリフォルニアコブといったアイコンチキンシリーズや、メガてりやき、メガマックなど、魅力ある商品を展開し安定的に売上を獲得した。
マックランチ、ブレックファストのコンビメニューなど「バリュー」をより強化するための商品を展開することによって新規顧客を獲得し、高いQSCを店舗で体験してもらい継続的な再来店を促進した。
システムワイドセールスは戦略的閉店による店舗数減少の影響で4.4%減少し、2566億1600万円となった。
震災による売上高の減少や原材料価格の高騰、ロイヤルティ料率の上昇といった外的な利益減少要因を、既存店売上高の増加、1店舗当たり売上高の増加、販売費・一般管理費の効率的なコントロール等によって吸収し、期初計画通り対前年同期比で増益を確保した。
通期は、売上高3045億円(6.0%減)、営業利益292億円(3.8%増)、経常利益282億円(3.8%増)、当期利益137億円(74.2%増)の見通し。

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