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丸久/3~8月は売上高2.2%増、営業利益1.0%増

2011年10月06日 / 決算

丸久が10月6日に発表した2012年2月期第2四半期決算によると、売上高418億2700万円(前年同期比2.2%増)、営業利益20億3700万円(1.0%増)、経常利益20億7700万円(3.2%増)、当期利益8億8100万円(20.1%減)となった。
営業政策として、お客の料理用途や家族構成など使いやすい量目単位での販売、品質・鮮度を重視した商品化レベルの向上のための教育に注力し、地場商品や「奥出雲産菌茸」「福井県産焼きサバ」「近江牛」などの商品開発を行うなど商品力を強化した。
一方で、商品回転率の向上やコスト削減にも引き続き取り組み、在庫の削減や作業効率の改善、販促費抑制や電力料など管理費の削減、物流コストの改善などにより利益確保に努めた。
ディスカウント業態やドラッグストア業態などの異業態との競合も地域単位で激化しており、価格政策や販促強化などで対抗し既存店の売上維持に努めた。
3月にアルク長府中土居店(下関市)を開設し、5月には改装のため丸久平生店(熊毛郡平生町)を閉店し、6月にアルク平生店としてリニューアルオープンした。期末の店舗数は65店舗(「アルク」35店「マルキュウ」他30店)、サンマート17店、グループ合計82店となった。
通期は、売上高823億円(1.4%増)、営業利益41億6000万円(1.4%増)、経常利益41億8000万円(2.0%増)、当期利益20億5000万円(3.3%増)の見通し。

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