流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ベスト電器/3月~11月の売上高19.6%減、営業利益42.3%減

2012年01月13日 / 決算

ベスト電器が1月13日に発表した2012年2月期第3四半期決算によると、売上高は2037億4000万円(前年同期比19.6%減)、営業利益27億7600万円(42.3%減)、経常利益26億7600万円(29.5%増)、当期利益10億9800万円(22.5%増)となった。
新スタイル店舗「B・B」を岡山本店を含む26店舗に拡大し計50店舗になった。また小型店政策である「御用聞き店舗」も宮田店を含む8店舗で展開し計10店舗になった。
環境ビジネス事業では、ソララベストパートナー契約の拡大で異業種との提携強化を継続的に行ったことと、特に太陽光発電システムの成約率向上のため各地区にクローザー専任者を配置したことで、9月から11月までの太陽光発電システムの成約件数は毎月100件を超え、前年同期比200%を超える伸びを示した。
法人営業では、新規開拓のペースを上げるとともに、9月よりエリア専任担当者を配置して省エネソリューション活動の強化をしている。 
海外事業では、ASEANエリアでの業績は順調に回復。香港事業の譲渡を完了し、経営資源をASEANエリアへ移している。
ビックカメラと共同出資で設立したB&Bのビックカメラ小倉南店とビックカメラ山口店の2店舗はその地域におけるシェアも着実に伸長しており、シナジー効果も現れている。
セグメントの業績では、家電小売業は、前連結会計年度末までに事業再構築計画のもと48店舗を閉鎖した影響、7月のアナログ停波後のテレビの落ち込み、および前年同期11月のエコポイント特需の反動により、売上高は1629億6700万円(前年同期比19.2%減)となり、営業利益は33億5300万円(34.9%減)と減収減益となった。
通期は、売上高2740億円(19.6%減)、営業利益43億円(37.3%減)、経常利益34億円(41.9%減)、当期利益24億円(126.9%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧