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平和堂/2月期は売上高1.7%増、営業利益11.2%増

2012年04月03日 / 決算

平和堂が4月3日に発表した2012年2月期決算は、売上高3895億7100万円(前年同期比1.7%増)、営業利益119億9200万円(11.2%増)、経常利益121億4000万円(11.6%増)、当期利益46億500万円(1.9%増)となった。

愛知県下に平和堂なるぱーく店、平和堂長久手店、平和堂中小田井店、大阪府下にフレンドマートビバモール寝屋川店、フレンドマート西淀川千舟店、フレンドマート高槻川添店の合計SM6店を出店した。

既存店では、大型店のアル・プラザ八日市、アル・プラザ香里園、アル・プラザアミの衣料品・住居関連品を中心とした改装を実施するなど、売場改革を推進した。

SM店舗では、フレンドマート蒲生店、12月にフレンドマート湖東店、本年2月にフレンドマート大藪店を全面改装するなど、改装投資を積極的に進めた。一方、12月に小倉店、1月にフレンドマート・D大宝店の2店を閉店した。

衣料品では、機能性インナーウェアの充実、コーディネート型提案売場の拡大に取り組んだ。住居関連品では、総合家庭用品ショップ「ビルド」の店舗数拡大やファンシーショップ「ポッポキュート」、文具ショップ「モノスタジオ」等自主編集ショップの導入を積極的に推進した。

食料品では、安全・安心をさらに追求するとともに、生産農家による持ち込み野菜の増加や惣菜の企画提案、酒販等を強化するなど商品の改革に取り組んだ。

地域貢献事業としては、買物困難者の買物代行などを目的とした「ホーム・サポートサービス」の地域を拡大するとともに、新しく家事手伝いなど生活支援サービスも開始した。

来期は売上高4060億円(4.2%増)、営業利益129億円(7.6%増)、経常利益130億円(7.1%増)、当期利益56億円(21.6%増)の見通し。

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