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H2O/3月期は売上高8.7%増、営業利益5.7%減

2012年05月10日 / 決算

エイチ・ツー・オーリテイリングが5月10日に発表した2012年3月期決算は、売上高5055億8800万円(前年同期比8.7%増)、営業利益99億5700万円(5.7%減)、経常利益103億900万円(8.0%減)、当期利益10億5700万円(66.0%減)となった。

百貨店事業の売上高は、3753億400万円(7.1%増)と増収となり、新規出店により減価償却費が一時的に増加したこと等により、営業利益は、57億6100万円(30.0%減)と減益となった。

昨年春に阪神梅田本店の改装を実施するとともに、阪急・阪神両本店において、ロイヤルカスタマーに向けたアプローチ手法や販促・プロモーションの見直しなど、きめ細かい顧客政策を進めた。

両本店における自社カード顧客の売上高は前年並みで推移し、梅田地区における売上高は、阪急百貨店メンズ館を含む阪急本店で1244億5800万円(5.1%減)、阪神梅田本店で923億5000万円(3.8%減)と、期初想定を大きく上回った。

神戸阪急は、消費環境が大きく変化する中、百貨店として営業を継続していくことは困難と判断し2012年3月に閉店した。

来期は売上高5300億円(4.8%増)、営業利益100億円(0.4%増)、経常利益104億円(0.9%増)、当期利益54億円(410.9%増)の見通し。

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