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ヤマダ電機/3月期の売上高14.8%減、営業利益27.5%減

2012年05月10日 / 決算

ヤマダ電機が5月10日に発表した2012年3月期決算によると、売上高1兆8354億5400万円(前年同期比14.8%減)、営業利益889億7800万円(27.5%減)、経常利益1022億2500万円(25.8%減)、当期利益582億3500万円(17.7%減)となった。

地デジ化に伴いテレビ、デジタルレコーダー、チューナー等が7月24日までは大きく伸長したが、その後の大きな反動及び単価ダウンにより伸び悩んだ。

節電意識の高まりにより省エネタイプのエアコン・冷蔵庫・洗濯機等の白物家電が堅調に推移。太陽光発電システムをはじめとしたスマートハウス関連、LED照明、LED電球、節水・省エネタイプの洗濯機、引き続きスマートフォンが好調な携帯電話、タブレットPC等が伸長した。

業界に先駆けて発売を開始した家庭・法人用リチウム蓄電池をはじめ、法人向けの「LED照明あかりレンタル」「エアコン省エネ促進設備」等の提案、サービス付き高齢者向け住宅の販売からコンサルティングなど、ヤマダ電機グループのインフラネットワークを最大限に活用したワンストップでのビジネス提案、新たな市場開拓を行ってきた。

店舗展開では、テックランド磐田店をはじめ、中京エリア初となるLABI名古屋を出店するなど計97店舗開設し、5店舗をS&B等により閉鎖した。その結果、当連結会計期間末の店舗数は、698店舗(単体直営522店舗、連結子会社176店舗)となり、非連結子会社・FC含むグループ店舗数総計は3583店舗。

来期は、売上高1兆8270億万円(0.5%減)、営業利益925億2000万円(4.0%減)、経常利益1020億円(0.2%減)、当期利益562億円(3.5%減)となった。

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