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J.フロント/3~11月は売上高11.3%増、営業利益51.2%増

2012年12月25日 / 決算

J.フロントリテイリングが12月25日に発表した2013年2月期第3四半期決算は、売上高7549億2400万円(前年同期比11.3%増)、営業利益154億5000万円(51.2%増)、経常利益171億400万円(56.0%増)、当期利益65億3900万円(61.4%増)となった。

「新百貨店モデル」の確立に向け、幅広い顧客層に支持される魅力的な店舗の創造に取り組んだ。松坂屋名古屋店では、大型改装の第1期として本館・北館・南館各館の1・2階を中心に刷新し、南館にはヤングレディースファッション「うふふガールズ」を導入するとともに、ファストファッションブランド「H&M」を導入した。

大丸神戸店では、食品フロアの大型改装を行い、話題性、提案性の高い食のスペシャリティフロアを構築した。大丸東京店は、8月の地下1階食品フロアを皮切りに各フロアを順次増床オープンし、10月5日にグランドオープンした。

松坂屋銀座店を含む銀座六丁目地区再開発計画は、銀座店の営業を2013年6月末で終了し、2016年の大規模複合施設の竣工を目指す。

中国での百貨店事業展開に向け、上海市黄浦区での本格的な高級百貨店の新設・運営に関する事業提携について、5月に中国現地企業と基本合意した。

アジア地域での展開を目指す「プラザ」事業は、来春の台湾での1号店出店に向け、持分法適用関連会社であるスタイリングライフ・ホールディングスとの共同出資による子会社JFR PLAZAを8月20日に設立した。

通期は、売上高1兆1050億円、営業利益318億円、経常利益322億円、当期利益127億円の見通し。

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