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丸井グループ/4~9月は売上高1.6%減、営業利益24.1%増

2012年10月30日 / 決算

丸井グループが10月30日に発表した2013年3月期第2四半期決算は、売上高1939億4500万円(前年同期比1.6%減)、営業利益95億6900万円(24.1%増)、経常利益95億3500万円(29.0%増)、当期利益37億6500万円(232.1%増)となった。

従来のトレンドやデザインで編集していた売場づくりを、商品の特徴や機能性などを切り口とした編集に一新し、陳列・演出など売場のすべてにおいて、全年代のお客に商品をわかりやすく提案する売場づくりをすすめた。

WEBサイトでは、買物の前にWEBで下見するお客のニーズに対応し、商品紹介コンテンツの充実をはかるとともに、店舗や各ショップでは新商品の入荷やキャンペーンのEメールによる案内などタイムリーな情報発信を強化し、店舗とWEBの連携を推進した。

客層の幅が拡がり30歳以上の客数が引き続き伸長したことで、既存店の買上客数は5年連続で前年を上回ることができた。しかし、天候不順の影響や前年とのセール実施時期のズレなどにより、売上高は減収となった。一方、利益面では、販管費において固定費の削減をすすめたことで、大幅な増益となった。

通期は、売上高4080億円、営業利益230億円、経常利益230億円、当期利益115億円の見通し。

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