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日本マクドナルド/12月期は売上高2.5%減、営業利益12.0%減

2013年02月07日 / 決算

日本マクドナルドホールディングスが2月7日に発表した2012年12月期決算は、売上高2947億1000万円(前年同期比2.5%減)、営業利益247億8000万円(12.0%減)、経常利益237億7000万円(13.9%減)、当期利益128億7000万円(3.2%減)となった。

第4四半期以降は、長期的かつ収益性の高い成長へのフォーカスや店舗ポートフォリオの最適化が、現在のビジネス環境における最大の機会点であると捉え、ディスカウントプロモーションや期間限定商品の最適化、過去に実績が証明されているメニューの投入などを通じたマーケティング戦略を展開した。

店舗ポートフォリオの改善を更に加速するため、110店舗の戦略的閉店を実施することを2012年11月1日の取締役会で決議した。

直営売上原価率は、材料費がディスカウントプロモーションの最適化により改善した一方で、客数が増加している状況下においても常に良好なQSCを維持するためのクルーへの投資や水道光熱費の増加などにより、1.9ポイント上昇した。一方、フランチャイズ収入原価率は、フランチャイズ収入が増加したことにより、1.0ポイント改善した。

販売費・一般管理費では、昨年の震災直後に支出を自粛していたことにより、マーケティング投資が前年同期比で増加した一方、その他の一般管理費は、人員配置の最適化や企業努力による経費削減等により、前年同期比17億100万円減少した。

来期は、売上高2695億円、営業利益252億円、経常利益240億円、当期利益141億円の見通し。

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