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イオン/3~5月は売上高9.9%増、営業利益9.8%増

2013年07月09日 / 決算

イオンが7月9日に発表した2014年2月期第1四半期決算は、売上高1兆4616億8000万円(前年同期比9.9%増)、営業利益347億2300万円(9.8%増)、経常利益381億4100万円(4.7%増)、当期利益131億7000万円(0.8%増)となった。

GMS事業は、売上高6510億5100万円(4.1%増)、営業利益35億2000万円(106.8%増)となった。高収益かつ高成長を実現する新たなGMSモデルへの転換を目指し、引き続きPB(プライベートブランド)の強化、売場の専門店化、既存店舗の活性化に重点的に取り組んだ。

売場の専門店化は、専門性を深めた品揃えやサービスの拡充により競争力を高めるべく、3月にイオンリテールのリカー事業の一部を分割し、イオンリカーに事業を継承した。

イオンリテールでは、お客のニーズに対応した品そろえの実現に努めるとともに、お客さま感謝デー、火曜市の開催、電子マネーWAONやイオンカードと連動した販促企画の実施により、売上の拡大に取り組んだ。

直営荒利益率は、主に食品における価格競争の影響等により、前年同期実績を0.3ポイント下回った。経費面では、店舗オペレーションの効率化等により経費のコントロールに努める一方、競争力強化に向けた既存店の活性化投資等を推進した結果、既存店販管費は1.4%増となった。

通期は、売上高6兆円、営業利益2000億円~2100億円、経常利益2150億円~2250億円、当期利益750億円の見通し。

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