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JR東日本/4~6月の駅スペース活用事業は1.7%増の1017億円

2015年07月29日 / 決算

JR東日本が7月29日に発表した2016年3月期第1四半期決算によると、駅スペース活用事業の売上高は1017億円(前年同期比1.7%増)、営業利益85億円(4.0%増)となった。

コンビニエンスストア「NewDays(ニューデイズ)」の新デザイン店舗の展開や商品の品そろえ強化に取り組んだ。

ご当地グルメを通じた地域おこしを目的に、秋葉原~御徒町間の高架下において「B-1グランプリ食堂」(東京)を本年7月に開業するための準備を進めた。

地産品や観光のPRイベントを通じた東日本各エリアの魅力発信のため、「地域再発見プロジェクト」を推進しており、その一環として上野駅において各地の産直市を開催した。

「野菜を食べるカレーcamp express(キャンプエクスプレス)」について、本年4月に「イオンモールナゴヤドーム前店」(愛知)を開業するなど、東日本以外のエリアにおいても市中展開を進めた。

ショッピング・オフィス事業の売上高は651億円(1.6%増)、営業利益195億円(4.7%増)となった。

4月に、子会社のアトレの傘下に、北関東エリアにおいて駅ビルの運営を担う子会社3社を移し、地域密着型運営に向け店舗開発力などの強化を図った。

ルミネなどの店舗において免税手続きカウンターを開設し、海外からのお客の受入態勢を拡充した。

4月に「nonowa国立(第1期)」(東京)を開業した。2016年春完成予定の新宿駅新南口ビル(仮称)や、2019年度完成予定の渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)などの建設工事を進めた。

ルミネなどの売上が好調であったほか、「MIDORI長野」(長野)の開業による増収効果があった。

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