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米国コーチ/2013年6月期は売上高7%増の50億ドル

2013年08月01日 / 決算海外

米国コーチ・インクは7月30日、2013年6月期の業績を発表した。

通期の純売上高は50億8000万ドル(前年同期比7%増)、特別項目を除く純利益は10億7000万ドル(3%増)となった。

恒常通貨ベースの売上高は8%増。非GAAPベースの希薄化後1株当たり利益は、3.53ドルから3.73ドルへ6%上昇した。報告書ベースの純利益は10億3000万ドル、希薄化後1株当たり利益は3.61ドルとなった。

2013年度通期の非GAAPベースの営業利益は15億8000万ドル(2%増)、営業利益率は前期の32.6%に対し31.1%となった。

売上総利益は前期の34億7000万ドルから7%増の37億ドル、売上総利益率は前期の72.8%に対して73.0%となりました。販管費率は、対売上比で前期の40.2%に対して41.9%だった。

2013年度通期の報告書ベースの営業利益は15億2000万ドル、営業利益率は30.0%、売上総利益は37億ドル、売上総利益率は72.9%でした。販管費率は、対売上比で42.8%となった。

2012年度通期の報告書ベースの営業利益は15億1000万ドル、営業利益率は31.7%、販管費率は41.0%だった。

2013年度通期での海外売上高は、前年度の14億ドルから15億4000万ドルへ10%増加した。恒常通貨ベースでは15%増。中国の業績は堅調で、総売上が4億3000万ドルと40%の伸びを示し、既存店売上も二桁成長となった。

海外卸売先への出荷高はやや上昇し、それを下支えするPOSベースの売上も上昇した。日本の売上高は、恒常通貨ベースで実質前年並み、ドルベースでは円安の影響で前年比9%減となった。

2013年度第4四半期中、コーチは北米に小売店舗3店を出店、4店を閉店し、メンズ専門の1店を含むファクトリー店舗2店を出店した。

6月29日現在の北米の総店舗数は、小売店舗351店、ファクトリー店舗193店。中国では同四半期中に8店を中国本土に出店し、総店舗数は126店となった。

日本では7店を出店し、同四半期末の直営店舗総数は191店。同四半期末でのコーチの直営店舗数は、韓国48店、台湾27店、マレーシア10店、シンガポール7店。

同四半期終了直後にコーチは、合弁事業からコーチ・ヨーロッパの残りの株式を取得し、英国、スペイン、アイルランド、ポルトガル、フランス、ドイツの18店を直営とした。

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