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ファーストリテイリング/冬物好調で、売上高17.5%増、営業利益45.6%増

2009年01月12日 / 決算

ファーストリテイリングが1月9日に発表した2009年8月期第1四半期決算によると、売上高は1885億1000万円(前年同期比17.5%増)、営業利益409億4000万円(45.6%増)、経常利益370億8000万円(31.0%増)、当期利益221億7000万円(43.6%増)の増収増益となった。

同四半期は、国内ユニクロ事業では秋物販売の堅調な立ち上がり、ヒートテックなど冬物販売が好調だったことなどで増収となった。また、秋冬シーズンの立ち上げが早めに成功したことで売上高総利益率も改善。国内ユニクロ事業の業績は、売上高1573億3000万円(21.8%増)、営業利益393億9000万円(51.2%増)と大幅な増収増益を記録した。

出退店状況では直営店22店舗を出店、15店舗を閉店し期末店舗数は直営店747店舗となった。

海外ユニクロ事業は、米国、中国、香港での売上が順調に推移。韓国では売上が順調に推移したものの、為替の影響により利益率は低下。フランスのラ・デファンス店の売上も順調に推移した。海外ユニクロ事業も増収増益となる一方、国内関連事業のキャビンは既存店売上高が前年同期割れとなった。

カジュアルウェアブランドのジーユー、靴小売専門店のワンゾーンと婦人靴小売専門店のビューカンパニーを統合し、9月に発足したGOVリテイリングは、同期営業黒字を達成した。

グローバルブランド事業では、ヨーロッパを中心に婦人服ブランドを展開するコントワー・デ・コトニエ事業と、ランジェリーブランドのプリンセス タム・タム事業で減収減益を記録した。

通期は、売上高6270億円(6.9%増)、営業利益990億円(13.2%増)、経常利益950億円(10.9%増)、当期利益500億円(14.9%増)を見込んでいる。

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