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J.フロント/3~8月は売上高0.2%減、営業利益2.7%増

2014年10月07日 / 決算

J.フロントリテイリングが10月7日に発表した2015年2月期第2四半期決算は、売上高5576億2500万円(前年同期比0.2%減)、営業利益184億600万円(前年同期比2.7%増)、経常利益179億900万円(6.0%増)、当期利益78億100万円(61.9%減)となった。

百貨店業界では、3月は消費税率引き上げ前の駆け込み需要により、耐久財や高額品を中心に売上高が大幅に増加したものの、4月はその反動により大幅な減少となった。

減少幅は月を追うごとに縮小したが、大雨や台風など天候不順の影響も受けて、緩やかな改善に止まった。

百貨店を核に複数の事業を展開するマルチリテイラーとしての発展に向けて、既存事業の競争力と収益力の一段の強化をはかるとともに、経営資源の成長分野への重点的な投入を進めた。

百貨店事業は、幅広い顧客層に支持される魅力的な店づくりと収益性の高い店舗運営体制の構築による業態革新を目指す「新百貨店モデル」の確立に向けた取り組みを加速させた。

通期は、売上高1兆1610億円、営業利益430億円、経常利益410億円、当期利益190億円の見通し。

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