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ダイエー/3~11月は売上高5.9%減、当期損失188億円

2015年01月09日 / 決算

ダイエーが1月9日に発表した2015年2月期第3四半期決算は、売上高5717億200万円(前年同期比5.9%減)、営業損失158億5800万円(前期は79億1500万円の営業損失)、経常損失168億3000万円(90億4100万円の経常損失)、当期損失188億3400万円(191億5700万円の当期損失)となった。

小売事業は、地域のお客のニーズを起点とする商品開発や売場改革、店舗の利便性向上に努めた。シニア層を中心とした「健康」というニーズに合わせ、引き続き調剤コーナーの導入拡大を進めた。

新たな取り組みとして、漢方コーナーや健康チェックができる健康コーナーの導入を開始した。売場には専門性の高いスタッフを配置し、それぞれのお客に合った提案とサービスを提供した。

ダイエー金山店(愛知県)、ダイエー浦安駅前店(千葉県)、グルメシティ近畿で、グルメシティ新庄店(和歌山県)を出店した。子会社のディスカウントストアを展開するビッグ・エーは、墨田八広店など7店、婦人服販売業を営むロベリアは3店、書籍販売業を営むアシーネは3店を出店し、グループ全体としては16店の新規出店を行った。

利益率の向上のため、イオングループでの商品の共同調達による原価低減にも引き続き取り組むとともに、イオンのブランド「トップバリュ」の導入拡大を進めた。適正な商品の発注など、商品管理体制の強化による利益改善に取り組んだ。

2014年12月26日付で、上場廃止となったため、業績予想は行っていない。

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