流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ユナイテッドアローズ/3月期は売上高2.0%増、営業利益16.8%減

2015年05月08日 / 決算

ユナイテッドアローズが5月8日に発表した2015年3月期決算は、売上高1310億2900万円(前年同期比2.0%増)、営業利益113億5100万円(16.8%減)、経常利益115億4200万円(16.0%減)、当期利益63億3200万円(20.1%減)となった。

商品部門では、競合他社に対して競争力のある商品開発を行った。きれいめテイストやスポーツテイストのトレンドに対応することでトレンチコート、カットソー、スニーカー、スカートなどのヒット商品を創出した。

価値ある物を購入したいというお客様の消費意識に沿った調達により、海外仕入品を中心とした高額アウターの売上増加にもつなげた。

宣伝部門では、一人でも多くのお客が来店するような販売促進活動を推進した。ツイッターやフェイスブックを通じた新入荷商品の案内などに加え、写真共有サービスのインスタグラムを使ったスタイリング画像の紹介など、各種SNSツールを使った情報発信を行った。実店舗では人気ブランドと共同した各種イベントを多数開催し、来店喚起に努めた。

販売部門では、情熱的な接客とスタイリング提案でお客にワクワク・ドキドキを提供することを目指した。自社運営のネット通販サイト「ユナイテッドアローズオンラインストア」では、実店舗への商品取り寄せサービスの対応店舗を拡大し、オンライン(ネット通販)からオフライン(実店舗)への案内を積極的に実施することで、接客サービス機会の創出につなげた。

オンラインストアでは、お客が購入を検討している商品と自分が同オンラインストアで過去に購入した商品や手持ちのアイテムをヴァーチャルにサイズ比較できるサービスを開始し、ネット通販利用時の利便性を向上させた。

ユナイテッドアローズ事業は4店の出店、1店の退店、グリーンレーベルリラクシング事業は5店の出店、3店の退店、クロムハーツ事業は1店の出店、スモールビジネスユニットは6店の出店、3店の退店、アウトレットは2店の出店を実施し、期末の小売店舗数は221店、アウトレットを含む総店舗数は242店となった。

来期は、売上高1414億100万円、営業利益116億8600万円、経常利益116億6900万円、当期利益71億300万円の見通し。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧