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ゼンショーHD/4~12月は売上高10.2%増、当期損失25億円

2015年02月10日 / 決算

ゼンショーホールディングスが2月10日に発表した2015年3月期第3四半期決算は、売上高3834億1000万円(前年同期比10.2%増)、営業利益14億3800万円(75.1%減)、経常利益18億8000万円(67.3%減)、当期損失25億4800万円(前期は7億1700万円の当期利益)となった。

牛丼カテゴリーの売上高は、1313億6900万円(2.7%減)となった。期末店舗数は、62店出店、38店閉店した結果、2574店となった。内訳は、「すき家」1983店、「なか卯」476店(FC18店含む)など。

すき家本部が経営する牛丼チェーンの「すき家」では、引き続き品質管理の強化とサービス水準の向上に努めた。

新商品として「鉄火丼」(並盛税別550円)や「炭火豚丼」(並盛520円)、シーズナル商品として「牛すき鍋定食」(並盛680円)を投入するなど、お客の多様なニーズに対応するため、商品力の強化に取り組んだ。

「すき家」の店舗運営では、全国に7つの地域会社を設立し地域密着型の運営体制に移行するとともに、従業員の労働環境の改善に努めた。

2014年10月1日から、深夜の複数人勤務体制を確立するため一部店舗の深夜営業を休止しているが、各地域会社ごとに採用と教育の強化に取り組み、順次営業の再開を進めた。

なか卯が経営する丼ぶり・京風うどんの「なか卯」では、新商品・季節限定商品の投入や既存商品のブラッシュアップによる商品力の強化と店舗販促の実施により、業績の向上に努めた。

通期は、売上高5092億9100万円、営業損失17億7400万円、経常損失24億1100万円、当期損失75億3400万円の見通し。

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