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ゼンショーHD/3月期は売上高9.3%増、当期損失111億円

2015年05月12日 / 決算

ゼンショーホールディングスが5月12日に発表した2015年3月期決算は、売上高5118億1000万円(前年同期比9.3%増)、営業利益24億9800万円(69.3%減)、経常利益28億7500万円(63.9%減)、当期損失111億3800万円(前期は11億300万円の当期利益)となった。

牛丼カテゴリーの売上高は、1735億2200万円(3.6%減)。店舗数は、78店出店、47店退店した結果、2581店舗となった。内訳は、「すき家」1980店、「なか卯」476店(FC20店を含む)など。

すき家本部が経営する「すき家」では、お客の多様なニーズに対応できるよう、新商品として「鉄火丼」(並盛550円+税)や「炭火豚丼」(並盛520円+税)、シーズナル商品として「牛すき鍋定食」(並盛680円+税)や豚肉豆腐チゲ鍋定食(並盛680円+税)を投入し、商品力の強化を図るとともに、引き続き品質管理の徹底とサービス水準の向上に取組んだ。

「すき家」の店舗運営は、全国に7つの地域会社を設立し地域密着型の運営体制に移行するとともに、従業員の労働環境の改善に努めた。

2014年10月1日から、深夜の複数人勤務体制を確立するため一部店舗の深夜営業を休止しているが、各地域会社ごとに採用と教育の強化に取り組み、順次営業の再開を進めた。

2015年4月15日に、「NewValue」をコンセプトに牛丼の商品設計を見直し、具材のボリュームアップを行うとともに価格を270円+税(税込291円)から税込350円に改定した。

来期は、売上高5467億2500万円、営業利益122億3500万円、経常利益109億3900万円、当期利益33億1100万円の見通し。

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