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アインファーマシーズ/5~1月は売上高8.2%増、営業利益0.1%増

2015年02月24日 / 決算

アインファーマシーズが2月24日に発表した2015年4月期第3四半期決算は、売上高1363億9400万円(前年同期比8.2%増)、営業利益75億1000万円(0.1%増)、経常利益78億2400万円(0.2%増)、当期利益44億7100万円(4.4%増)となった。

調剤薬局部門の売上高は、堅調な来局患者数により、前年同水準の処方箋枚数を受け付けており、処方せん1枚当たりの売上高の上昇により、全体として微増傾向で推移した。

2014年4月の調剤報酬改定に対応した、薬学管理の充実と在宅調剤の推進のための運営コスト増、仕入原価の上昇の影響により、調剤薬局事業の収益性は低下傾向にある。

ドラッグストア事業は、同業間による同質化競争、業種間を超えた統合・再編による競合等により、厳しい市場環境が続いた。

昨年4月の消費税率引上げに伴う消費抑制は、徐々に回復基調にあり、第3四半期会計期間の売上高は前期を上回る結果となった。

都市型ドラッグストア「アインズ&トルペ」を都市部の特に集客力の高いエリアへの出店を継続するとともに、商圏・立地に対応したMDの強化、LINEなどのコミュニケーションアプリの販促活用等、既存店舗の活性化に向けた取り組みを進めた。

昨年10月の外国人旅行者向けの消費税免税対象商品の拡大に対応し、第3四半期末までに全55店中、28店が免税サービス許可店舗として営業を開始し、全店舗の売上高において、前年度を上回る水準となった。

通期は、売上高1900億円、営業利益102億6000万円、経常利益107億円、当期利益55億円の見通し。

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