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三菱食品/4~6月は売上高1.3%増、営業利益63.5%増

2015年08月04日 / 決算

三菱食品が8月4日に発表した2016年3月期第1四半期決算は、売上高5849億5300万円(前年同期比1.3%増)、営業利益24億6400万円(63.5%増)、経常利益30億7700万円(44.2%増)、当期利益27億6500万円(107.0%増)となった。

食品流通業界では、生活者の節約志向が長引くなか、円安を背景とした食品の相次ぐ値上げなどによる生活防衛意識の高まりから個人消費の下押しが懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いた。

グループは、流通構造の全体最適実現に向け、営業・物流面でのメーカーサポート機能、原料調達、製造過程を含めた商品開発におけるトータルコーディネート機能の強化を図った。

拡大が見込まれる海外市場、EC市場、ウェルネス市場における戦略的な対応を強化するために、4月に「戦略市場本部」を設置し、各分野への取り組みを積極的に推進する体制を整備した。

取引先との関係強化を図るとともに、物流費を中心としたコスト削減を継続的に実行することにより、業績の向上を目指した。

通期は、売上高2兆3500億円、営業利益157億円、経常利益175億円、当期利益110億円の見通し。

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