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日本水産/前期は最終赤字47.8億円、今期は60億円の黒字回復見込む

2013年05月15日 / 決算

日本水産は5月15日、2013年3月期連結決算を発表した。売上高は5668億5800万円(前の期比5.4%増)、営業利益は58億900万円(39.2%減)、経常利益は54億4300万円(35.2%減)、純損益は47億8900万円の赤字(前の期は20億600万円の黒字)だった。

前の期が東日本大震災後の影響で好調だったことの反動が出たほか、デフレの継続、水産市況の下落や食品事業における販売競争の激化などが業績の重しとなった。

チリの子会社「ニッポン・スイサン・アメリカ・ラティーナ」が、ブラジルの関連会社における事業から撤退することなどを受け、96億8900万円を特別損失として計上したことも響いた。

2014年3月期については、売上高を5820億円(前期比2.7%増)、営業利益を125億円(約2.1倍)、経常利益を115億円(約2.1倍)、純損益を60億円の黒字(前期は47億8900万円の赤字)とみている。

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